2009/12/26

スキー場にBGMは要らない

待ちに待った雪です。真っ白な大地、澄んだ空気、小鳥のさえずり、がとても心地よいのです。
リフト降り場からは迅速に離れましょう、雑音(ガンガン鳴り響いている歌謡曲)が折角の自然環境音を台無しにしていますから。
でも、恥ずかしながらユーミンだけは許せてしまうのです。

2009/12/22

皆が自発的に枝打してくれる仕組み

注連縄(しめなわ)が完成したら、今度はお婆さんと一緒に松の枝を獲りに行きましょう。
12月の大安の日には、どの家も松を獲りに行きます。我々はちょいと出遅れてしまったので、枝ぶりの良い松はなかなか見つかりません。下方の枝から獲られてゆくので、背の届く範囲にはもうあまり枝が残っていません。それでも妥協せずに、枝が真っすぐ伸び、葉の豊富に茂った三階松を探します。だいぶ歩いて、納得のいく三階松を収穫。注連縄と会わせ、半紙、蜜柑、昆布、で飾って完成です。

2009/12/21

注連縄を作りながら一年を思う

そろそろ、正月飾りを用意しなくてはなりません。
縁起ものですから、必ず自らの手で作りたいものです。何処で誰が作ったか分からない飾りを買ってきたのでは、ご利益も疑わしいのです。
しかし、近年では材料となる藁の入手が困難になってきました。藁細工の需要がなくなったために、収穫の際にコンバインでそのまま刻んで田に鋤き込んでしまうのです。ですから、材料となる藁は収穫前に農家の方にお願いして、分けてもらいましょう。
注連縄(しめなわ)の作り方は、お爺さんに習いましょう。手のひらを使って、藁に撚りを掛けながら、縄状に仕上げてゆきます。注連縄は家によって様々な形や拘りがありますので、出来れば自分の家の伝統を継承しましょう。もし、伝統が途切れてしまっているようでしたら、自分流に新たな注連縄を創作してみても良いでしょう。ちょっとぐらい不格好だって構いません、自分の手でつくることが大切です。
ほんの一昔前まで、靴、帽子、コート、バスケット、ベビーベッド、、、様々なプロダクトが藁で作られていたことを思うと、文明の進化速度を実感します。

2009/12/14

屠殺・解体に目を背ける者に肉を食す資格は無い

近年、鹿を中心とした獣による農作物被害が深刻な状況となっている。人が大切に育てた食物を獣に横取りされてしまっては、死活問題なのである。過剰繁殖の陰には、天敵の減少による食物連鎖バランスの崩壊や、地球温暖化による動植物生息域の変化、等の理由があるのだろう。
動物を殺めることは、とても心が痛むことである。だが大切な農作物を奪われては自分が生きていけない。したがって、適正な有害鳥獣駆除は避けられないのである。適正な食物連鎖の再生。人間は食物連鎖の頂点に立つ責任を適正に全うしなくてはならない。
しかしながら、「適正」という判断は慎重に下したい。まず、本当に有害な鳥獣であること。次に、駆除した後の鳥獣は、責任を持って解体し、食し、最大限有効に活用すること。決してスポーツ感覚で楽しまないこと。決して商売を目的としないこと。
私は、10年以上肉を口にして来なかったが、近隣の獣達とは積極的に係わり、やむを得ず駆除された獣は食してゆきたいと思う。
*写真は裏山で見つけた、まだ柔らかい熊の糞。

2009/12/10

年の瀬の風景

表参道の街路樹イルミネーションが、11年ぶりに復活したらしい。面出薫氏が行ったあの巨大行燈はなんだったのでしょう?いくら能書をたれたって、木に電灯を飾りつけただけの伝統的イルミネーションの美しさには太刀打ちできなかった、作り手の自己満足。環境的視点で見たって、イベント期間が終わればただのゴミと化す大量の巨大行燈を作るより、元々そこにある木を利用したほうが遥かに優れている。
ところで、木へのダメージ、ゴミ問題等を理由に中止された街路樹イルミネーションが何故突然復活したのか?根本的には、何の問題解決もないままの復活はどうにも解せない。町内会の頑固オヤジが失脚したのか?森ビルが裏工作を施したのか?
HISは幾らのスポンサー料を払ったのか?
きっと、イルミネーションに釣られたカップル達で表参道は賑わうことでしょう。冬でも、灯には虫が集まるのですから

2009/12/06

国立ダイエット図書館

国立国会図書館の民主党本部側には、とても小さなく怪しげな入り口がある。僅か高さ1メートル強のこの入り口はいったい何処へ続くのだろう?国会?首相官邸?核シェルター?
永田町には、埋蔵金だけでなく、まだまだ色々な物事が埋められているのだろう。