2010/07/30

休閑施設の有効活用*場当たりデザイン*

夏のスキー場は、牧場や花畑、キャンプ場等として有効活用されていることが良くあります。
先日訪れたスキー場では、さらに細やかな有効活用が行われていて感心したのです。
まず、止まっているリフト乗り場は屋根付きの車庫として利用。→ 車を入れるのに邪魔になるので、乗り場内にあるチェア2つはリフトから外して、外へ移設。→ 移設されたチェアは、前後に揺れる快適な休憩用のベンチとして利用。
シーズンオフで使用されていない設備が、本来の目的とは異なる役割を、実に自然に連携して担っているのです。
場当たり的な雰囲気もまた素敵です。

2010/07/19

小さな蛇と大きなミミズ

足元の潰れた蛇?大ミミズ?に気付き、大声を出して飛びのいてしまったのである。
よくよく見ると蛇にしては小さい。だがミミズにしては大きいのである。ミミズかな?と思うと近づくことが出来る。だが、やはり蛇だろ?
と思うと足が竦んでしまう。人の感情というものは、先入観によって随分と左右されるものである。
改めて写真をじっくり見直すと、全長約15センチのひょろ長いあいつは、やはり蛇であったようである。目や口は確認出来ないが、しっぽが細くなっているからきっと蛇である。いや、しっぽが細く変形したミミズという可能性はないのか?

2010/07/15

るてるて坊主

昨年秋に植えたにんにくをようやく収穫。秋に土に埋めて、芽が出て育ってきたと思ったら、雪に埋もれて冬を越し、春にはもう一段階葉が成長して、その葉が枯れ始めて、枯れ切ってからようやく収穫である。
収穫したにんにくは軒下に吊るして乾燥させてやる。その様は、髪の伸びた、てるてる坊主が逆さにぶら下がっているようである。しかも髪の毛は梅雨の湿気で縮れてしまっている。これでは、雨が止むはずはない。今年の雨量が多いのは、こいつのせいか?もしかして、にんにくを干すと雨が降る?

2010/07/11

与作の孫

林業会でも後継者不足が深刻化しているという話を聞くが、機械化が進む今日では問題はそれ程深刻には見えないのです。大前提として、機械の持ち込めるところしか切り出しは行わない。しかも、現場での手仕事は殆どなく、機械がほとんどの仕事を行う。木こりが斧で木を倒し、一本ずつ山から引き出すなんてことはもう無いのだから、人力はほとんど必要ないのです。
今回、大活躍してくれたのがこのTIMBERJACKという名の重機。切り倒された木を掴み、横枝を落とし、丸太を設定寸法に正確にカットする、という一連の作業をこの手の中で一気に行ってしまうのである。これぞ神の手、それとも孫の手?
世間では玩具のような小型の人型ロボットばかりが取沙汰されるが、おいらは人が乗り込み操縦するロボット(モビルスーツ)に心躍るのである。ガンダムのプラモデルを買いに走った(でも買えなかった)子供時代の血が騒ぐのである。

2010/07/05

うめー

今年もまた恒例の梅の収穫期がやってきたのである。
今年の梅干しは、塩分をかなり控えて作ってみようと思うのです。冷蔵保存を前提とすれば、ほとんど塩は使わなくてもいけるであろう。梅干しは体にいいと言われるが、あの高塩分はどう考えても毒だと思うのです。なので毒は控えます。
今年の梅酒は、スパイス等での香り付けはせず、普通の焼酎を使い、素朴に仕上げることにします。
今年の梅ジャムは、砂糖をほとんど加えずに、かなり酸っぱめに仕上げることにします。
あと、今年は梅の醤油漬けを作ってみようと思います。梅をご飯と一緒に食べて良し、梅エキスの染み出た醤油を冷奴等にかけても良し。こいつは結構重宝するんじゃないかと期待しているのです。うまくいけば我が家の食卓の定番入りです。

2010/07/03

刈払機は腰で回す

ちょっと油断した隙に、雑草が胸丈まで伸び、種をつけ始めてしまったので、大慌てで刈払機を新調。
悩んだ挙句、ホンダの4ストローク刈払機を入手したのである。静かで低燃費、混合ガソリンを作る必要もなく、シャフトが長い(おいらは背が高い)というのでこの機種に決めたのである。エンジンを回すとさすがに静か、だが刃を回転させるとそれなりにうるさく、ちょいとがっかり。
草むらに隠れている石ころや倒木が危ないのである。ガキュイーンという甲高い音と共に、刈払機が跳ね返ってくる。
草むらに隠れている蛇が怖いのである。グギュイーンという鈍い音と共に、切断された蛇がのたうちまわりながら飛んでくる。
今日は約一時間で一反を刈り、腹周りが程良い筋肉痛である。近頃緩んできた腹周りの引き締めに丁度良さそうである。草刈り作業は、金魚運動ってのによく似た動きなのである。

2010/07/02

案山子の肩にカラスが止まる

大きな畑の真中に傘をさした脚立があったのである。ちょっと違和感を覚えたので凝視してみた。
脚立の中央に黒い物体がぶら下がっている。カメラを望遠にして覗いてみると、なんとカラスが首を吊っているのである。羽根のリアルさ、顔の干乾び加減、本物に違いない。カラスが自殺したのか?それとも他殺か?傘の下には拡声器のようなものが付いている。
聞くところによると、これは効果抜群のカラス除け案山子だという。何でも節操なく食べるカラスだが、仲間の死体にだけは近寄らないらしい。