2011/03/29

ミネラルウォーターはどの程度安全?

「水道水に含まれる放射線量が規定値を超えたから幼児には飲ませないように」と公式に発表されてはパニックになって当然でしょう。都内どころか関東地方のスーパーから水が消えた。何処へ消えたのか?
母が子の為に買い貯めた、父も子の為に買い貯めた、叔父叔母も甥姪の為に買い貯めた、祖父母も孫の為に買い貯めた、母は友達の子の為にも買い貯めた、友達もまたその友達の子の為に買い貯めた、どこまでも続く子供想いの心優しい連鎖。
水を買わなかった人はどうする?放射線量は水で洗えば激減出来るようなので、良く洗ってから飲みましょう(本気に受け取らないで下さいね)。
元々、日本では水道水の方がミネラルウォーターより遙かに安全基準が厳しい事って意外と知られていません。ミネラルウォーターは、水道水としては不適合という事実。水道水の安全基準は成人が一日2リットルの摂取を続けても健康を害さないレベルとされているそうです。一方ミネラルウォーターの安全基準は4~5倍緩いので500ml相当までが安全という計算になる。たったの500ml。
今回の騒ぎは放射線。ミネラルウォーターにだって、人体に影響が無いとされる微小の放射線は含まれるのに、採水地によって放射線量の大小も異なるのに、不思議と誰も気にしない。
これを機に、ミネラルウォーター(いっそ全ての食品)に放射線量の表示義務を課してはどうでしょう?そうしたら、みんな微量の放射線なんて気にしなくなるのでは?それとも放射線ノイローゼになっちゃう?核実験を重ねてきた核兵器保有国のミネラルウォーター(食品)は、もしかしたら放射線量がちょっと高かったりして?